2011年12月29日木曜日

(Arroz com lentilha e bacalhau)レンズ豆とタラの塩漬けピラフ


作り方
① 干しタラを1晩水に浸けて塩抜きし、冷蔵庫に入れる。(ときどき水を取り換える。)
②干しタラをざるにあげ、軽く茹でてから骨を除き細かくほぐす。
③ 米を洗ってから、ざるにあげて水分を切る(30分)。
④ 鍋にオリーブオイルを熱して玉ねぎを炒めてから米を炒める。
⑤ 米がはじけ始めたら、レンズ豆と野菜ブイヨンのだしをひたひたに入れ、弱火にして蓋をする。
⑥ 水分がまだ完全になくなってないうちに、干しタラとパセリを入れ、軽く混ぜてから完全に炊く。(米を食べてみて、水気がなくなっているのにまだ芯があるようなら、少しお湯を足して、もうしばらく炊く。)
⑦ 火を止め、しばらく蒸らす。
⑧ フォークでピラフをほぐしながら皿に移し盛りづける。仕上げにオリーブオイルを少々かける。

材料 (6~8人分)
インディカ米    2カップ
レンズ豆      1カップ
干しタラの塩漬け  400g
玉ねぎ       1個
イタリアンパセリ  適量
野菜ブイヨン    2袋
水         5カップ
オリーブオイル   大さじ4

豆知識

レンズ豆(lentilha)を食べる習慣はイタリア移民から定着し、ブラジルでは特に大みそかに食べる習慣があります。ブラジル人にとって、「レンチリア」は年越しそばのようなもので、大みそかに欠かせない一品です。サラダ、スープやピラフにして食べます。平べったい形をして、コインに似ていることから、「レンチリア」を食べると一年お金に困らないと言われています。
干しタラの塩漬け(bacalhau)はポルトガルが発祥で、第二次世界大戦以前は安く入手できたそうで、ブラジル人はよく食べていました。しかし、戦後以降価格が高騰して、現在では主にイースターやクリスマスのパーティなどで食べます。一般的にはタラの煮物やコロッケにして食べます。

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